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カスピ海ヨーグルトの上手な作り方



1.ヨーグルト作りに使う容器やスプーンを熱湯で消毒します
熱湯消毒は、鍋などで長時間煮沸しなくても、容器全体がつかるように、熱湯につけるだけでもOKです。やかんなどで沸き立った湯を容器やスプーンに満遍なくかけるようにしても良いでしょう。消毒後、多少水気が残っていても大丈夫です。牛乳やヨーグルトが直接触れる部分には、手や布巾で触らないようにしてください。
レンジ対応の容器であれば、電子レンジでも消毒できます。容器に2cmほどの深さの水を入れ、水が沸き立つまで電子レンジにかければ消毒完了です。
(注)ぬるま湯ではかえって危険です。
  2.牛乳と種菌ヨーグルトを混ぜ合わせます
牛乳に対して、1〜2割の量のヨーグルトを加え、スプーンでよくかき混ぜます。たとえば、500mlの牛乳を使う場合は、種菌ヨーグルトは50〜100ml(大さじ山盛り3杯)です。
気温の高い時期は種菌ヨーグルトの量を少なめに、寒い時期には多めにすると、作りやすくなります。
3.容器のふたを軽く閉めます
ほこりや雑菌が入らないように、容器にふたをします。中に入れた牛乳とふたの間に2cm以上の空間があればふたをきっちりしていても発酵します。
4.室温において、固まるまで待ちます(発酵)
ヨーグルト作りに適した温度は20〜30℃。
気温が高いと早く固まり、低いとできあがりまでに時間がかかります。
(「夏のご注意」もあわせてご覧ください)
固まったらできあがり。ヨーグルトが固まったら、すぐにしっかりふたを閉めて、冷蔵庫に入れてください。一週間以内を目安に、できるだけ早めに召しあがってください。
 5.次に使う種菌ヨーグルトを、あらかじめ取りわけておきましょう
できあがったヨーグルトの表面を少しよけて、真中あたりの部分をすくい取り、種菌用にとっておけば、また次のヨーグルト作りに使うことができます。
すぐに種菌ヨーグルトを使わない場合は、消毒した容器に入れてしっかりふたを閉め、冷蔵庫に入れておけば、1週間程度は保存できます。
(注)一週間以上経ったものは菌が弱って固まらない事があります。こんな時は新しい粉末種菌にとりかえましょう。

ご家庭で気をつけていただきたいこと

カスピ海ヨーグルトに含まれる菌は、本来丈夫で育てやすいものです。しかし、長く衛生的にヨーグルトを作りつづけるためには、いくつかの注意が必要です。
 
1. ヨーグルトを作るときや種菌を保存するときに使う容器やスプーンは、使用前に必ず熱湯で消毒する。消毒したら、牛乳やヨーグルトが直接触れる部分には、手で触らない。
「Q&A カスピ海ヨーグルトを作るための容器について」もあわせてご覧下さい
2. 日付の新しい牛乳を用意し、使用する直前に開封する。
3. 発酵中はしっかりふたをする。
4. 発酵中は、20℃〜30℃になるようにする。暑い季節は冷房のある部屋で発酵させる、寒い季節は牛乳を温めるなどの工夫をしてください。
「夏のご注意」もあわせてご覧ください
5. ヨーグルトが固まったら、冷蔵庫で保存する。
6. 種菌にするヨーグルトは、できたての新鮮なヨーグルトからとる。すぐに使わない場合は、冷蔵庫に保存し、1週間以内に使うようにする。
7. ヨーグルトの味・におい・色・固まり方などに異常があった場合は、食べずに処分する。
「Q&A こんなときはどうしたら?」もあわせてご覧下さい

 ※これはおすすめできません
悪い例1「カスピ海ヨーグルトは呼吸しているので、ティッシュでふたをします」

ティッシュペーパーは目が粗いので、空気中の雑菌は素通りしてしまいます。キッチンペーパーやふきんでも同じこと。きちんとしたふたを使ってください。
カスピ海ヨーグルトに含まれる2種類の菌のうち、アセトバクター菌は呼吸をしますが、動物ほど大量に空気を必要とするわけではありませんし、空気がなくても窒息して死んでしまうことはありません。また、もう1種類のクレモリス菌は、空気を必要としません。容器の中に入れた牛乳の表面とふたの間に2cm以上の空間があればふたをきっちり閉めても発酵します。必ずふたをしてください。

 
悪い例2「ヨーグルトを食べて残りが少なくなったら、そこに牛乳を足して新しいヨーグルトを作ります」
どんなに気をつけていても、ふたを開け閉めしたり、スプーンを出し入れしたりすれば、それだけ雑菌が入り込むチャンスが増えるということ。種菌は必ず食べる前にさきにとっておいてください。
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